ソフトバンク・有原「本当に救われました」7回6安打3失点と粘投 チームは逆転サヨナラ勝ち

2025年5月3日(土)6時0分 スポーツニッポン

 ◇パ・リーグ ソフトバンク4—3ロッテ(2025年5月2日 みずほペイペイD)

 ソフトバンクの有原は最後までベンチで声をからし、仲間を鼓舞し続けた。9回に川瀬が逆転サヨナラ打で黒星を吹き飛ばしてくれた。「打った瞬間いったなと。本当に救われました。連戦中で1イニングでも多くと思っていました。チームが勝てたのが良かったです」と感謝した。

 初回にいきなり3点を失う苦しい立ち上がりだった。1死からいずれも直球を2連打されて一、二塁のピンチを背負う。ここでポランコにチェンジアップを捉えられ右中間席まで運ばれた。痛恨の先制3ラン。「本塁打は流れに乗れない。そこをなくしていけるようにしたい」と悔いが残る1球を猛省した。

 それでも2回以降は立て直して、7回6安打3失点。7回2死で藤原を三振に斬り、叫んで役目を終えた。小久保監督は「投手戦に持ち込みたい中で初回に3ラン。重たいし厳しいけど、それでも粘った」と称えた。

 次回登板は9日の首位・オリックス戦の予定。「何とか長く投げられたら。助けてもらったので、次はチームの勝ちを先に考えます」。タフネス右腕は次こそ投げ抜く覚悟だ。

スポーツニッポン

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