ソフトバンク・大関「自分のことに集中」“進化”の2勝

2025年5月4日(日)6時0分 スポーツニッポン

 ◇パ・リーグ ソフトバンク5—0ロッテ(2025年5月3日 みずほペイペイD)

 充実したメンタルでピンチの場面でも動じなかった。ソフトバンクの大関が6回を2安打無失点の好投で2勝目(2敗)を挙げた。

 粘ってホームを踏ませなかった。3回には自らの2四球もあり2死満塁となったが、3番・西川を三邪飛に仕留めた。「自分で苦しくなってしまう部分もありましたが、嶺井さんを信じて投げ切れて良かったです」。3ボール1ストライクから6球ファウルが続いた。全て直球だった。それでも最後の11球目も直球を選択して147キロで打ち取った。

 この日から伴元裕メンタルパフォーマンスコーチがベンチ入りした。「ありがたいし凄く大きい」。スポーツ心理学を学ぶ左腕にとって心強い存在だ。「(援護の)点が入った時こそ抑えたいという気持ちが自然と芽生えるが、状況を整理してやることは変えずに、自分のことに集中する」とアドバイスをもらっていたという。

 5回には1死から内野手の連続エラーで一、二塁のピンチを背負った。ここでも「いつも守備に助けられている。こういう時こそ自分が」との思いもあったが、こういう場面でこそ普段通りの投球をと意識して後続を断った。降板後には伴コーチに自らの振り返りなどを伝えた。

 苦しい状況から脱却しつつある小久保ホークス。ステップアップを続ける左腕がチームを勝利に導いていく。

スポーツニッポン

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