浦和スコルジャ監督が5月の選手起用方針を明かす「勇気を持って選手を替えることも必要」

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　浦和のマチェイ・スコルジャ監督（53）が1日、次節のホーム東京V戦（3日）に向けてオンラインで会見を開いた。目下6勝4分け3敗で、首位・鹿島と勝ち点3差の3位。16年以来9シーズンぶりの5連勝を懸けた一戦に向けて、4月29日の公開練習ではコンディション調整のために別メニューだったMFグスタフソンに言及し「近い復帰が見込まれています。明日（2日に）最後の練習が行われるので、最終的にメディカルに状況を聞いて決めたい」と説明した。

　直近の4試合は先発を固定して4連勝を飾ったが、東京V戦から6月1日の横浜FC戦まで30日で8試合の強行日程が続く。スコルジャ監督は「ここ4試合はスタメンを固定しながらプレーできたが、5月いっぱいそれができるとは思いません。ローテーションは私の重要な仕事になる。これからはより勇気を持って選手を替えていくことも必要になる」と力を込めた。

　4月26日には試合の出場機会の少ないメンバーがSC相模原と練習試合を行い2—0で勝利。指揮官は「調子が上がっている選手の姿を見ることができた。例えば大久保智明。クラブW杯を含めた後半戦で智（大久保）にはより多くのチャンスを与えることになると思う。黎生人（井上）、オギ（荻原拓也）、タカ（関根貴大）も非常によかった」と目を細めた。

　東京V戦は「ゴールデン　GoGoReds！デー」と題し、小中高生指定席はビジター除く全席が550円。5万人を超える観衆が予想される。スコルジャ監督は少年時代にディエゴ・マラドーナ、ローター・マテウス、ロベルト・バッジョに憧れていたことを明かし「たくさんのゴールを決める試合を見せたい。内容と結果を約束することはできませんが、選手がベストを尽くす姿は約束できます」と力を込めた。