巨人、坂本勇人へ阿部監督から打席の立ち位置のアドバイス 変更後2安打

2025年5月3日(土)5時5分 スポーツ報知

坂本勇人

 巨人の阿部慎之助監督(46)が2日、打撃不振で2軍調整中の坂本勇人内野手(36)に完全復活のヒントとして、ホームベースに近づいて立つよう助言を送ったことを明かした。

 横浜スタジアムでのDeNA戦が雨天中止になり、報道陣と坂本の話題になった。イースタン・リーグの映像をチェックしているとした上で「ベースに引っついてみてって言って。振らないでいいからって」。ファームのスタッフを通して打席内の立ち位置を変えるススメが伝えられたという。

 1軍では打率1割2分9厘と苦戦。外角速球で押し込まれる場面も多かった。「あれだけ離れてるから外角が届かないもんね。勇人のチャート(相手の配球)を見たらインサイド来ないもん。俺がキャッチャーだったら『届かないでしょ、外角』って(思う)。インコースの方がうまい印象あるから」。通算406本塁打、2132安打の強打の捕手だった阿部監督。打者目線、捕手目線での貴重な意見だった。

 4月15日の登録抹消後、2軍で試行錯誤を続けている坂本。ホームベースから離れて立っていたが、同下旬に阿部監督の指摘を聞いて以来、打席のホームベース側の白線に足がかかるくらい極端に約20、30センチベースに近づいた。同30日のイースタン・ロッテ戦(ZOZO)では新たな立ち位置で2安打。力強い打球を飛ばした。

 2軍降格の際に「変化なしに進化なし」の言葉を贈り、「人が見ても変わったなと思うぐらいガラッと変えないと」と求めていた。ホームベースに近づくことがいいきっかけになるかもしれない。(片岡 優帆)

スポーツ報知

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