【リーグワン】東京ベイは埼玉と直接対決 WTB根塚「トライでチームの背中を押せるように」
2025年5月1日(木)15時19分 スポーツニッポン
◇リーグワン第17節 東京ベイ—埼玉(2025年5月3日 東京・秩父宮ラグビー場)
2年前の王者の東京ベイは、3年前の王者の埼玉とリーグ戦2位までに権利があるプレーオフ準決勝を懸け、直接対決を迎える。試合前で、1位が埼玉(勝ち点64)、2位が東京ベイ(同62)、3位・東京BL(同61)と残り2節で激しい上位争いを展開。1、2位の直接対決は、注目の1戦となった。
5月1日に練習を公開した東京ベイのルディケ・ヘッドコーチは「重要なゲームだが、まずは埼玉戦でいいチャレンジをしたい」と、目の前の1試合に集中する意識をチームに訴えてきた。24年12月の対戦は24—26で接戦を落としたが「やるべきことをどれだけできるか。特に埼玉戦は規律とバトルが大切」と話した。
けがから復帰した6試合で4トライと好調のWTB根塚洸雅(26)の決定力も、勝敗を左右するポイントの1つだ。日本代表参加からけがが続いて前半戦を欠場し「しんどいシーズン」と振り返るが、焦る気持ちと悔しさを克服し「メンタルチェンジができた自分を褒めてあげたい」と笑って話せるようになった。
「埼玉戦は、昔はチャレンジャーだったけど、挑む意識はやめようと思っている。トライをとってチームの背中を押せるようにしたい」。ともに王座奪回を目指すチーム同士の1戦。「勝てばチームも流れに乗れる」とトライラインを見据えた。