久保建英の同僚スビメンディ、横浜FC・長崎戦日本ツアー宣伝から除外
2025年5月2日(金)15時30分 FOOTBALL TRIBE

ラ・リーガのレアル・ソシエダが今2025年夏の来日ツアーに向けて、7月21日に対戦するJ2のV・ファーレン長崎、および25日に対戦するJ1横浜FCとの親善試合を含むプロモーションをスタートした。クラブは特設ウェブサイトを立ち上げ、チケット販売もすでに始まっている。
プロモーション素材には、ソシエダ所属で日本代表としても活躍するMF久保建英が大きく登場している。一方で、通常こうした宣伝で前面に出る主力MFマルティン・スビメンディの姿が確認できない。クラブはスビメンディを今夏の日本ツアー向け宣伝から除外しているようだ。
スビメンディはチームの中核を担う選手であり、これまでのクラブの試合告知や広報活動において中心的に起用されてきた。だが現在、プレミアリーグのアーセナルへの移籍が度々報じられており、クラブが彼の起用を避けたのは、将来的な移籍が発生した場合の影響を考慮した判断だと予測されている。
プレシーズンのプロモーションは、選手の移籍や代表活動、怪我などの不確定要素が多く、実際に誰が参加できるのかは開催間際まで分からないことが多い。仮にスビメンディが移籍しなかったとしても、6月の国際試合でスペイン代表としてプレーする可能性があり、その後の休暇を考慮すると、7月に予定されるプレシーズンツアーに参加できるかどうかは不透明だ。
プロモーションに登場している久保でさえ、怪我や他クラブからの関心による変動のリスクはある。宣伝素材に使用された選手が実際に出場するとは限らないのが現実だ。それでも、スビメンディに関しては特に移籍の可能性が高まっているとされ、宣伝画像を後日差し替えるリスクや、チケット購入希望者への影響を考慮し、早期に除外を決定したのかもしれない。