日大出身の幕下付け出し花岡「大事にしていきたい」プロでも武器磨く 十両・草野と同郷 新弟子検査
2025年5月2日(金)18時55分 スポーツニッポン
大相撲夏場所(11日初日、東京・両国国技館)の新弟子検査が2日、東京・両国国技館で行われ、受検者14人全員が身長1メートル67以上、体重67キロ以上の体格基準をクリアした。
日大出身で幕下最下位格付け出し資格を持つ1メートル80、134キロの花岡真生(22)は境川部屋からデビューする。「自分が強くなれるところと思って選んだ。強くなるために、この世界に入ったので」。先月23日から部屋の稽古に参加し、同月29日に相撲を取り始めたという。「稽古で幕下と普通にやっている」と語った。
昨年10月の国民スポーツ大会個人で準優勝。熊本・文徳高から日大に進み、全国学生個人体重別選手権の135キロ未満級では1年から4年まで大会史上初の4連覇を達成した。
春場所で、新十両の初日から12連勝の新記録を樹立した草野(23=伊勢ケ浜部屋)と同じ熊本県宇土市出身。「幼稚園のときから、よくしてもらっていたので、進路で悩んだときも、ずっと気にかけてもらった」と話した。
「自分の持ち味なので、右上手投げを大事にしていきたい」とプロでも武器を磨いていく。関取を見据え、「1年以内にいきたい」と意気込んだ。