パ軍本拠の右翼席から落下した20歳男性 頭蓋骨骨折で危篤状態 警察は事故として調査 友人と観戦
2025年5月2日(金)14時53分 スポーツニッポン
30日のパイレーツ—カブス戦(PNCパーク)で男性ファンが21フィート(約6.4メートル)の高さの右翼席から落下した事件を受け、米ペンシルベニア州ピッツバーグの公衆安全当局は1日(日本時間2日)、公式Xでピッツバーグ警察が事故として扱っていると明かした。
公衆安全当局は公式Xで「この事件は偶発的な事故として処理されている」とつづった。また、落下した男性ファンは頭蓋骨骨折の重傷でいまだに危篤状態だという。この男性は20歳で、大学時代にはアメリカンフットボールの選手だったことも明かした。
事件が起きたのは30日の試合の7回にパイレーツ・マカチェンの決勝打が生まれたタイミングだった。米メディアによると、ガールフレンドや友人とともに右翼席に陣取っていたパイレーツの男性ファンがマカチェンの決勝打に興奮し、右翼席からグラウンド上に落下。大の字になって身動きできず、頭部から流血が確認された。
事故から一夜明け、パイレーツのボブ・ナッティング会長が声明を発表。「昨夜発生した恐ろしい事故の後、私たちは皆、深く悲しみ、本当に心を痛めています。それは私たち多くの人が経験した中で最も困難な瞬間の一つでした」と語った。