【ヤクルト】育成出身3年目捕手の橋本星哉がプロ初安打「何とか出せてよかったです」
2025年5月3日(土)18時43分 スポーツ報知
7回2死、中前安打を放つ橋本星哉(カメラ・岩田 大補)
◆JERA セ・リーグ 阪神7—1ヤクルト(3日・甲子園)
郷里に錦を飾った。7回2死。中村悠の代打で打席に入った橋本星哉捕手は湯浅が投じた148キロの速球をライナーで中前へ弾き返した。3年目でのうれしいプロ初安打に「早くヒットを打ちたいなという焦りも出てきちゃうんですけど、何とか出せてよかったです」と表情をほころばせた。
兵庫・加古川市の出身で興国から中央学院大を経て22年の育成ドラフト1位でヤクルト入りし昨年、支配下登録された左打ちの捕手。大敗の中で光った1本に高津監督も「よかったね。育成から支配下になって1軍で活躍している人はたくさんいるし、彼もスタートの1本になったと思う。2本目を目指して頑張れとは伝えておきました」と笑顔。橋本も「1本1本積み重ねだと思うので、チームの勝ちに貢献できる打撃ができたらと思います」とさらなる飛躍を誓った。