ヤクルト高津監督、2勝目の45歳石川は「向かっていく気持ち表れていた」 現役最年長の左腕称賛
2025年5月4日(日)19時20分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ ヤクルト5—2阪神(2025年5月4日 甲子園)
ヤクルトは4日の阪神戦(甲子園)に5—2で勝利し、連敗を3で止めた。先発登板した石川雅規投手(45)が6回6安打1失点の力投で今季2勝目。7回に代打の増田珠外野手(25)が決勝打を放った。
試合後の取材に応じた高津監督は「連敗中で、重い雰囲気の中で難しいゲーム。しっかりと自分でつくって、素晴らしいピッチングだった」。今季3度目の先発マウンドに上がった現役最年長の左腕を称賛した。
6回まで1—1が続いた投手戦。「技術どうこう、配球どうこう、ストライク先行がどうこうというよりも、凄くプレッシャーのかかったゲーム。歯を食いしばりながら、我慢しながら投げた」と、失点を阪神・森下のソロのみに抑えた粘りに感謝した。
6回には四球も絡み2死一、三塁のピンチを迎えたが、無失点で切り抜けた。「内容ももちろん良かったけど、向かっていく気持ちというのも表れていた」と振り返った。
球界最年長のベテランがチームに与える影響については「誰が投げていても一生懸命やるのは当然」と前置きしながら、「こうやって結果が出ると、そこにクローズアップされるというか、そっちの方向に考えてしまう。考えているだけで影響があるんだろうなと思う」と話した。