ヤクルト・石川 6回1失点で通算188勝目 現役最年長45歳「本当に連敗が止まって良かった」

2025年5月5日(月)5時30分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ ヤクルト5−2阪神(2025年5月4日 甲子園)

 現役最年長45歳がヤクルトを救った。先発・石川が6回6安打1失点で2勝目を手にし、連敗を3で止めた。

 6回を終えて同点。球数は103球に達し、7回の攻撃で1死一、二塁の場面で代打を送られた。その代打・増田が、右中間に決勝の2点適時三塁打。自身の通算188勝目よりも、「本当に連敗が止まって良かった。ホッとしています」とチームの勝利を喜んだ。

 相手先発は24歳のルーキー左腕・伊原。プロ24年目の大ベテランは「グラウンドに立てば年齢は関係ない。凄く良い投球をしていたので引っ張られた」と巧みな投球術で「21歳差対決」を制した。これで今季、敵地甲子園で阪神に2戦2勝だ。

 5日はこどもの日。石川が少年少女に伝えたいことがある。「体が小さくても何かを諦める必要はない。野球は無差別級。そういうことを示せるのが自分の強み」。通算200勝へのカウントダウンを進める1メートル67の「小さな大投手」の姿は、きっと大きく輝いて見えたはずだ。(重光 晋太郎)

スポーツニッポン

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