【広島】新井貴浩監督「床田サマサマ」×3 打者・床田の前に犠打「野手だと思っているので」
2025年5月3日(土)17時13分 スポーツ報知
7回を終え、シート変更を告げた新井貴浩監督(カメラ・渡辺 了文)
◆JERAセ・リーグ 広島2—0中日(3日・マツダスタジアム)
広島が連敗を7で止めた。床田が今季2度目の完封。打線は少ない好機を生かした。3回1死三塁で中村奨が右前へ先制打。4試合ぶりのスタメン起用に応えると、6回2死一、二塁で末包が左前適時打を放った。
以下は試合後の新井貴浩監督の一問一答
(テレビ中継の勝利インタビューで)
—床田が奪三振0で完封
「そうですね。今日はもう床田サマサマですね。すばらしいピッチングでした。初回から安心して見ていました」
—菊池を今季初の2番に
「キクもずっと状態が良いので。打線のつながりを考え、今日は左ピッチャーでしたし、キクにいってもらいました」
—4試合ぶりスタメンの中村奨が先制打
「奨成も少ないチャンスでいい内容を見せてくれていたので。きょうも、いいタイムリーヒットだったと思います。しっかり振り切っているので、ヒットゾーンに飛んでいっていると思います」
(囲み取材で)
—リリーフの負担が懸念される9連戦中に床田が完封
「いや、本当にね。今日は床田サマサマでしょ。連敗中だったし、9連戦のちょうど間で、完封。今日は本当に床田サマサマです」
—5回の末包の適時打は
「大きかったね。初球からね、打ってくれたと思います。内容も、ヒット出ていなくても、内容はいいものを見せてくれているので、あの場面も期待して見ていました」
—4番目の打者か
「当然でしょ、4番目です」
—初回の守りでは先頭の岡林のライナーを堂林が好捕
「用意ドンで、いいプレーだったと思います。やっぱり、しっかり守ることが自分たちの野球なので」
—先制した3回は無死一塁で8番・矢野が犠打。9番・床田の打力も考えて
「(床田は)4割バッターだから。(試合前の時点で)4割5、6分バッターでしょ。トコの場合、こっちも野手だと思っているので(笑い)」
—最近は床田の登板日に打力を期待する戦術も多い
「そうやね。こっちはもう、9人目の打者だと思っているので。(犠打で)送りました」
—二ゴロでしっかり走者を進めた
「さすがよね。それはもう(DeNA)ケイの時の、あれを見せられたらね。ケイから3本打ったでしょ。ケイも3本目打たれた時は笑っていたでしょ。こっちは野手だと思っているので、バントさせて得点圏に進めました」
—ハーンが体調不良で欠場
「熱が引いたら大丈夫でしょう。午前中は熱があるということだったので、熱が引くまでということで」
—高橋が合流。9連戦中に先発か
「ファームでもずっといい投球、内容が続いている。開幕ロースターを決めた時に、彼の場合は枠の関係上。悪くて落としたわけじゃないから。結果を出して良かったのに、枠の都合でファーム。それで、ファームでもずっといいものを見せてくれているからね。チャンスがあったら、とずっと思っていたので」