東大のサブマリンエース渡辺向輝 2発に泣く 7回3失点と試合を作るも、打線の援護なく

2025年5月3日(土)16時48分 スポーツニッポン

 ◇東京六大学野球春季リーグ戦第4週第1日 東大0—3慶大(2025年5月3日 神宮)

 東大のエース渡辺向輝(4年=海城)が2ランとソロを浴び、7回3失点と試合を作ったが勝利には結びつかなかった。

 5回2死二塁から今津に投じたスライダーを右翼席に運ばれた。「スライダーがタレてしまって、バットの軌道と合ってしまった。あのボールが伸びてくれればセカンドフライに打ち取れたかもしれません」と悔しがった。

 今季はエースとして第1戦を任され、それなりの投球を披露。ムダな四球もなくなり下手特有の浮き上がるボールも安定。相手打者を見ながら投球できるように成長した。

 しかし援護したい打線は慶大の左腕・渡辺和の前に1安打の14三振。ボールになるスライダーに食いつき相手を楽にしてしまった。今季の目標は「勝ち点」。2回戦は打線の奮起しかない。

スポーツニッポン

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