“赤門旋風”生みの親、東大・平野裕一元監督が始球式「ストライクを投げたかったね」
2025年5月4日(日)11時38分 スポーツニッポン
リーグ創設100周年記念で行われているレジェンド始球式に、東大OBの平野裕一氏(71=全日本野球協会選手強化委員会委員長)が登板。ワンバウンド投球となったがスタンドを沸かせた。
平野氏は74年入学、俊足巧打の外野手として活躍。4年時には慶大、立大から勝ち点を奪うなど強い東大の主力選手だった。81年、監督に就任すると東大史上初の早慶から勝ち点を挙げシーズン6勝をマーク。優勝の可能性もあったことから「赤門旋風」と言われた。2度、計8年間の監督生活で33勝を挙げた。この日使用した青いグラブは還暦時に教え子から送られた記念品。「ストライクを投げたかったね」と“東大の名将”は笑顔で振り返っていた。