【リーグワン】神戸の新人・辻野隼大、横浜戦でデビューへ「チームで一番うるさい。そこが自分の強み」
2025年5月3日(土)6時47分 スポーツニッポン
ラグビーリーグワン1部で既にプレーオフ進出を決めている神戸は2日、4日の横浜戦(秩父宮)に向けて神戸市内で調整した。
同日にメンバーを発表し、新人バックスの辻野隼大(つじの・はやた、22=京産大)が初めてメンバー入りを果たしてリザーブに名を連ねた。SH以外ならバックスの全ポジションでプレー可能な万能型。既に新人でデビューを果たしたFLフナキ、SH上村、WTB植田に続き「(メンバー入りは)うれしいです」と声を弾ませた。
京都成章高から京産大を経て、社員選手として神戸に加入。4月は社業の研修があり、一度もチームの練習に加わることができなかった。それでも、早朝の午前5時半から同7時半にグラウンドで自主練習。ひたむきに自分と向き合ってきた。
「大学の時に比べてやることが多くてインプットするのも大変で、今もできているかは分からないけど、そこにまずは追いつこうと。試合でも一番声を出して、練習でもパッションを出してきた。チームでも一番、自分がうるさいと思っているし、そこが自分の強みなので」
以前から神戸製鋼(現神戸)のラグビーに魅力を感じ「関西が好きで、関西でラグビーがしたい」という思いもあった。憧れのチームから誘いを受け、その一員となった22歳。頂点を目指すチームに新たな風を吹き込む。