3連覇を目指す神戸が4連勝で5位浮上 今季初得点のFW宮代大聖「ベースは絶対に上がっている」

2025年5月4日(日)6時0分 スポーツニッポン

 ◇明治安田J1リーグ第14節 神戸2—0岡山(2025年5月3日 ノエスタ)

 3連覇を目指す神戸はホームで岡山を2—0で下し、4連勝とした。FW大迫勇也(34)が今季初めて欠場する中、FW宮代大聖(24)が今季初得点となる1ゴール1アシストで攻撃陣をけん引。5位に浮上した。

 3連覇を目指す神戸が昇格初年度の岡山に貫禄を見せつけた形だ。今季公式戦初得点となる1ゴール1アシストの宮代は「何か特別なことをやっているわけではない。昨年と変わらない。ただチームの基準を日々、上げようとしている。昨年より今年の方がベースは絶対に上がっている」と層の厚さと経験値の高さに胸を張った。

 今季初めて大迫がベンチから外れた。前節町田戦で復帰した武藤も再び離脱。最終ラインに君臨するトゥーレルも、負傷のため2試合連続で出場できなかった。攻守の要が不在だったが、それでもシュート数で19本対5本と圧倒。右太腿裏負傷から約1カ月半ぶりの復帰を果たしたパトリッキは「過去2年間で自分も学んだことだが、このユニホームを着て戦う責任や常に勝利を課せられる重圧に勝てる人間しか、ここではプレーできないんだ」と口にした。

 守備の強度や攻守の切り替えの速さで今季初の4連勝を手にし、消化試合数が他クラブよりも少ない中で順位は5位まで浮上した。王者が、いよいよ止まらなくなってきた。 (飯間 健)

スポーツニッポン

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