メジャー初勝利の佐々木朗希“中5日”登板のリスクは…投手陣がケガに苦しむド軍は「早急に原因を突き止める必要がある」
2025年5月4日(日)16時54分 ココカラネクスト

メジャー初勝利を挙げた佐々木は次戦を中5日で登板する予定だ(C)Getty Images
ドジャースの佐々木朗希が現地時間5月3日(日本時間4日)、敵地でのブレーブス戦に先発登板し、待望のメジャー初勝利をつかんだ。5回98球6安打4奪三振3失点という内容だった。
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そんなドジャースは今季も投手陣のケガに悩まされており、先発陣ではブレイク・スネルが左肩の炎症で離脱、タイラー・グラスノーも右肩の炎症で故障者リスト(IL)入りした。
ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は「投手のケガはLAだけの問題ではない。それでも、ドジャースの投手陣は2024年、球界で最も多くの時間をILで過ごした。彼らは問題の最前線にいた」と記した。
マーク・プライアー投手コーチが示した改善策として、「マイナーリーグで投手の負担を増やし、メジャーリーグでのプレーで同様の負担に備えさせる」という。
同メディアは「ドジャースは、投手陣に何が起こっているのか全く理解していないようだ。単純な推論で言えば、投手に過度かつ強烈な投球を強いているように思えるかもしれないが、どのチームもそうしている。もしかしたら、非常に不運な要素があるのかもしれない。根本的な原因が何であれ、ドジャースは早急に原因を突き止める必要がある」と指摘した。
メジャー1年目の佐々木はここまで「中6日」の間隔で登板し、メジャー初勝利をつかんだ。次戦は今季初めて中5日の登板で9日(同10日)のダイヤモンドバックス戦に先発する予定だという。今季最長のビジター10連戦に挑んでいるとはいえ、中5日での登板がケガのリスクにつながらないことを願いたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]