【RIZIN】当て逃げの皇治はカリミアンに引き分け「弱い。K-1のヘビー級で戦うか」
2025年5月4日(日)18時4分 スポーツニッポン
「RIZIN男祭り」は4日、東京ドームで行われた。
フェラーリで当て逃げ事件を起こし、書類送検された皇治(35=TEAM ONE)は27・6キロ差の“反則王”シナ・カリミアン(37=イラン)と対戦し、3ラウンド(R)終了し引き分けとなった。
カリミアンは「あかん、皇治、ちゃんとルール守れ」Tシャツを着て入場。試合は前に出てくるカリミアンがコーナーに皇治を押し込み、左右のパンチを繰り出す。皇治も左ボディーなどで対抗。2Rには皇治もボディーから左右のフックと上下で打ち分けてなんとか活路を見いだそうとするが、重たいカリミアンは「効いてない」とジェスチャーでニヤリとする。それでも必死に抵抗する皇治は打ち合いを出る。最後までカリミアンのパンチに耐えて引き分け。
試合後には皇治はカリミアンのセコンドにいたK−1反乱軍リベリオンのレオナ・ペタスからTシャツを受け取り、苦笑い。
試合後、インタビューでも皇治節がさく裂。「いや、皆さんすいませんでした。そのためにリングに上がった」とまずは謝罪。カリミアンについては「弱い。まあ、あれでK−1にヘビー級の王者なら俺がK−1に戻ってヘビー級の王者だな」と言いたい放題。3Rでダウンもなく引き分けに「カリミアンもそんなに強くなかった。判定なら俺の勝ちだな」と相変わらず強気に話す。さらに反乱軍のレオナ・ペタスにも「あいつもダメ。普通、マイク持ってなんか言ってくるのが全然なにがしたいのか分からない。反乱してないよ。手本見せてやらないと」とリベリオンもバッサリ。マイクアピールも却下されたことにも「出し逃げしてる。マイク持たせないし」と怒り心頭だった。