【アスリートが伝える“夢のかなえ方”】柔道・阿部一二三 努力は無駄にならない
2025年5月5日(月)5時15分 スポーツニッポン
5月5日は「こどもの日」。各分野のアスリートたちが“あの頃”を振り返り、そして、夢のかなえ方を子どもたちに伝えます。
【阿部一二三】6歳で柔道を始めた頃は負けることが多かったので、ただひたすら強くなりたいと思っていました。柔道を楽しむ中で、どうしたら強くなれるかを毎日考えていました。五輪や世界選手権は小学生の頃からの憧れで、どうしたら五輪で金メダルを獲れるんだろう?と夢をかなえる方法を考えていました。
実際に世界一になって五輪を連覇して感じるのは努力してきたことは全てプラスになっているということです。結果が出ない時もあったけど、努力は無駄にはならない。努力した先にかなえられる夢があるのだと思います。
スポーツは必ず勝ち負けの結果が出るものだけど、子供たちには腐らずに努力し続けてほしいなと思います。