町田 選手同士で“青空ミーティング”実施 黒田監督も大歓迎「みんなで一つにまとまって」
2025年5月5日(月)14時34分 スポーツニッポン
J1で9位のFC町田ゼルビアは5日、町田市内のクラブ施設で全体練習を行い、京都戦(7日、町田GIONスタジアム)に向けて非公開で調整した。この日は快晴の下、選手同士で“青空ミーティング”も実施。黒田剛監督(54)は練習後の取材に応じ、選手たちの議論がピッチ内の修正力につながると力説した。
「選手たちでミーティングするということは試合中に何かひずみが生じた時に“昨日、俺たちが話し合ったことだよね”と、自分たちで改善できる。選手たちが互いに議論しながら突き詰めていく方がピッチ内での改善度がいい」
この日の“青空ミーティング”は選手たちが自発的に実施。守備面やビルドアップについて意見交換したという。「(相手による)立ち位置や配球を変えることなど、ミーティングで話していたことをもう一回、マグネットを使って選手同士で確認し合ってくれた。すごく重要なことだし、ありがたい。自分たちで言うことには責任を持つだろうし、自発的にできているのは素晴らしい」と黒田監督。途中から指揮官自らも議論の輪に加わって選手の声に耳を傾けた。
主将のDF昌子は「全員が主役、全員が脇役になれるようにやっていければ、上を目指すことができる」と語る。課題は失点が続いている守備面の立て直しと好機での決定力。黒田監督は「みんなで一つにまとまっていくことが重要。我々の戦い方を再確認しながら、日々突き詰めてやっていく」と語った。