東京デフリンピック代表選考会、陸上100mで佐々木琢磨が優勝…前回ブラジル大会で金メダル

2025年5月5日(月)17時50分 読売新聞

男子100メートルで優勝した佐々木琢麿(左)(5日)=浦上太介撮影

 デフ陸上の日本選手権は5日、埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で開幕した。

 東京デフリンピック(読売新聞社協賛)の代表選考会を兼ねて行われ、注目の男子100メートルは2022年のデフリンピック・ブラジル大会で金メダルを獲得した佐々木琢磨(仙台大職)が10秒87で優勝を飾った。佐々木はすでに代表の座を確実にしている。

 佐々木は「今年のシーズン最初の試合でどうなるか心配していた。デフリンピックの選考会ということもあって他の選手たちも良い状態だったが、久しぶりに理想の形で走ることができて、悪くなかったので勝てたと思う。優勝できて良かった」と笑顔で喜んだ。

 東京デフリンピックで表彰台独占が期待される男子ハンマー投げは、遠山莉生りき(筑波大)が57メートル61で制し、代表入りに前進。 女子は、前回ブラジル大会1500メートル銅メダリストの岡田海緒みお(MURC)が1500メートルと400メートルの2種目を制覇し、貫禄を見せた。

ヨミドクター 中学受験サポート 読売新聞購読ボタン 読売新聞

「陸上」をもっと詳しく

「陸上」のニュース

「陸上」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ