「エンドウは数少ない明るい材料の1人」今季初スタメンの遠藤航のプレーを現地メディアが絶賛 クラブOBからも高い評価「素早くパスを回していた」

2025年5月6日(火)16時10分 ココカラネクスト

遠藤の安定感はやはり別格。より出場機会が増えるクラブへの移籍を視野に入れるべきだろう(C)Getty Images

 リバプールの遠藤航が、5月4日のプレミアリーグ第35節のチェルシー戦で今季初めてスタメンに名を連ねた。敵地で行われたこの一戦、すでに優勝を決めているリバプールは1-3で敗れ、シーズン3敗目を喫している。劣勢の展開が続いた中、69分までプレーした遠藤に対し、現地メディアからは高い評価が送られている。

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 遠藤は試合開始から中盤の低い位置で積極的にボールを受け、広い範囲にパスを散らすなど、攻撃の組み立てに参加。守備でも相手ボールへ激しいチェックをみせ、存在感を示す動きをみせていた。

 専門サイト『ROUSING THE KOP』は試合後、この日のメンバー構成について、「すでにシーズンの目標を果たしたリバプールは、アルネ・スロット監督の判断でメンバーを入れ替え、これまで出場機会の限られていた選手たちにチャンスが与えられた」とレポート。ゲームに敗れたことから、“控え組”の先発起用も多くの成果が得られなかったと説きながらも、「目立った活躍をみせたのがワタル・エンドウだった」と活躍ぶりを強調。続けて、「ロンドン西部で精彩を欠いたチームの中で、エンドウは数少ない明るい材料の1人」などと評している。

 さらに、「リバプールのファンは、チェルシー戦でのエンドウのパフォーマンスに喜びの声を上げた。32歳の彼にとって、今季リーグ戦初の先発出場となったこの試合で、与えられたチャンスを最大限に生かそうとする姿勢が際立っていた」として、日本人MFのプレーを振り返った。

 同メディアは、「これまでのリバプールでの起用よりやや高い位置でプレーしたエンドウは、正確なパスと鋭いタックルで持ち味を発揮した」と称えるとともに、クラブOBのデイビッド・トンプソン氏による、遠藤へ向けた称賛のコメントを紹介。「彼は素早くパスを回していた。他の選手たちはボールを持ちすぎていたけど、彼はワンタッチ、ツータッチでテンポよくプレーしていた。実際、ワンタッチやツータッチでプレーできたときには、チェルシーの守備を崩す場面もあった」などと語っているという。

 試合には敗れたものの、背番号3は初スタメンのピッチでもこれまでと同様、堅実なプレーを披露していた。今季残りの試合でも、自身に課せられた役割を全うする遠藤の姿がみられるはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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