大谷翔平、マイアミ今季初打席は空振り三振 「50―50」達成時以来228日ぶり“聖地”凱旋 新伝説なるか
2025年5月6日(火)7時44分 スポーツ報知
◆米大リーグ マーリンズ—ドジャース(5日、米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が5日(日本時間6日)、敵地・マーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。228日ぶりの“聖地”凱旋で、初回先頭の第1打席は空振り三振に倒れた。カウント2—2からの5球目、98・9マイル(約159・2キロ)直球にバットが空を切った。
この日のマーリンズ先発は、S・アルカンタラ投手(29)。3年前の22年に14勝、防御率2・28、207奪三振の好成績でサイ・ヤング賞に輝いた右腕だ。だが、大谷は3年ぶりの対戦となった今年4月29日(同30日)に“パパ1号”となる7号先頭打者本塁打。5日ぶりの対戦で、アーチ再現はなるだろうか。
ローンデポパークでの試合は、昨年9月19日(同20日)以来。6打数6安打3本塁打10打点2盗塁で、史上初の「50—50」どころか「51—51」を成し遂げた伝説の一戦だ。大谷は「一生忘れないと思う」と話し、「いろいろプレーしてきた球場の中でも、好きな球場の一つ」。今季最初で最後のマイアミ決戦。また新たな伝説誕生を期待せずにはいられない。
試合前にはロバーツ監督も昨季の大谷の偉業を振り返り「昨年、ここでの夜は私たち全員にとって特別な夜だった。翔平が達成したような何かを成し遂げた時には常にその場所が心に残るものになる」とほほ笑んだ。23年はWBC決勝で世界一の胴上げ投手、24年は前人未到の「50—50」達成と誰もが目を疑う活躍をしてきたマイアミで、今年も背番号17が魅了してくれるはずだ。