藤川阪神 注目の「左翼枠」に21歳の“新星”浮上 「なんか応援したくなるよな」「楽しみが増えました!」

2025年5月7日(水)16時20分 ココカラネクスト

中川は巨人戦でプロ初安打をマークした(C)産経新聞社

 阪神は5月6日の巨人戦(東京ドーム)に7−1と勝利。対巨人に相手本拠地の東京ドームで無傷の5連勝は球団史上初の快挙ともなった。

 「3番・右翼」で先発した森下翔太が3戦連続となる5号2ランを放つなど存在感を示す中、プロ初スタメンとなった若虎の奮闘も話題を集めている。

【動画】懸命に一塁へ、ヘッドスライディング!中川が泥臭く、プロ初安打をマークした

 「7番・左翼」で先発したプロ4年目の中川勇斗は5回一死で迎えた第3打席、三塁線へ打球を放つと懸命に一塁へヘッドスライディング。泥臭く、プロ初安打をもぎ取った。一塁塁上では渾身のガッツポーズ、これには中継解説(BS日テレ)を務めた山本浩二氏も「いいですね、気持ちいいですね」と記念の一打をたたえた。

 本職は捕手の中川だが、守備でもこの日は存在感を見せた。

 2回一死一塁、長野久義の打球は詰まった形で左前へ。この打球に対し全速力で向かい、最後は両ひざをつきながもダイビングキャッチ。ここでも食らいつく姿勢を示した。

 何より打席で思い切りよくバットを振り切るシーンが好感を呼んでいる。打撃の良さで注目されてきたが伝統の一戦で見せたハッスルプレーの数々には、SNS上でファンの間からも「なんか応援したくなるよな」「楽しみが増えました!」「ガッツある」「あのスイングは素晴らしい」など反響を呼んでいる。

 チームの外野布陣では、今季の開幕戦を「6番・左翼」で先発した前川右京が5日のゲームで20打席ぶりに安打をマークするなど、このところ不振に陥っていたこともあり、今後の起用も注目されそうだ。

 前川、中川ともに21年ドラフトの同期生となる。高卒4年目シーズンの2人が切磋琢磨してチームを盛り立てていけば、未来は明るい。さらにチームに厚みを増していきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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