“死に体”を抱え込むことになれば「腹立たしい」ド軍新加入の32歳を「起用し続けたい」指揮官の我慢はいつまで

2025年5月9日(金)16時30分 ココカラネクスト

コンフォートの復調はいつになるのか(C)Getty Images

 ドジャースのマイケル・コンフォートのバットから快音が響かない。現地時間5月8日(日本時間9日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「7番・左翼」で先発出場したコンフォートは、3打数無安打で3試合連続無安打に終わっている。試合は9回二死から大谷翔平の11号ソロが飛び出したが、3−5で敗れている。

【動画】右翼席へ伸びる!伸びる!大谷翔平が9回二死から11号アーチ

 この試合、0−5で迎えた8回だった。5点差から2点を返して追撃態勢の中、なおも一死一・三塁と好機だったが、二ゴロ併殺打に打ち取られて一気に追い上げムードがしぼんでしまった。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、球団がコンフォートと1年1700万ドル(約25億5000万円)で契約し、「昨年ジャイアンツで十分なパワーを発揮したことから、ドジャースは攻撃重視のロースターに彼を加えることに抵抗を感じなかった」と、昨年はジャイアンツで20本塁打をマーク。しかし、現状35試合で打率.135、2本塁打と低迷。通算169本塁打を放ってきた大砲の片りんは見受けられない。

 デーブ・ロバーツ監督は不振を極めている32歳について「彼が今、懸命に頑張っていることはわかっている。様子を見よう。彼が調子が良くなっていないように見えなければ、数日休ませる意味があるかもしれない、と言っているわけではない。しかし今は、彼を起用し続けたいと思っている」と答えたというが、代打など途中交代する場面も増えているのは確かだ。

 「ロバーツ監督は、単年契約の選手には常に大きなプレッシャーがかかることを認め、それがコンフォートの精神状態に影響しているのではないかと推測した。確かにその通りだが、コンフォートの契約が当初、昨年のテオスカー・ヘルナンデスと比較されたことを考えると、少し受け入れがたいものもある。昨年、T・ヘルナンデスは単年契約でドジャースの打線で最も貴重な存在の一人となった」と伝えた。

 記事では「ドジャースがコンフォートを解雇する可能性は極めて低いが、レームダック(死に体)を抱え込むことになれば腹立たしいだろう」と、現状に不満を抱いている。果たしてコンフォートは復調するのか、指揮官もファンも注目している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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