【阪神】森下翔太が圧巻の4戦連発も同一カード3連勝ならず…先発・門別啓人が自己ワーストタイ6失点
2025年5月7日(水)21時6分 スポーツ報知
5回1死一塁、2ラン本塁打を放った森下翔太(カメラ・清水 武)
◆JERAセ・リーグ 巨人6—4阪神(7日・東京ドーム)
阪神が同一カード3連戦3連勝を逃し、巨人と並び同率首位に戻った。開幕からの東京ドームでの連勝も「5」でストップ。だが、ライバル球団を苦しめた。
この日も打線をけん引したのは、森下だった。1点を追う3回無死一塁から二塁打を放って試合を振り出しに戻すと、圧巻は4点ビハインドの5回1死一塁。この日の初回まで開幕から36回連続無失点のセ・リーグ記録、防御率0・00の山崎が投じた151キロ直球を迷いなく振り抜いた。
打球は虎党が待つ左翼スタンドへ。「点差もあったので、とにかく後ろにつなぐという意識でした。打席の中でボール球もしっかり見極めて我慢できていましたし、いい打席だったと思います」と振り返った。昨年の9月8日・ヤクルト戦(神宮)から13日・広島戦(甲子園)以来、今季初で自身2度目の4試合連発となる6号2ラン。ルーキーから3年目以内で2度の4戦連発は、球団史上初だ。
先発の門別は今季自己最短3回2/3で6安打を浴び、自己ワーストタイ6失点で今季2敗目。「ボール先行で苦しい投球になってしまいました。2アウトからランナーを出してしまい勢いを止めることができず、相手に流れを与えてしまいました。ゲームを作ることができずに申し訳ないです」と反省の言葉を並べた。