豊昇龍「まずまず。あとは本場所で...」 小結・若隆景らと“予行演習”19番で13勝 時津風一門連合稽古

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　大相撲夏場所（11日初日、東京・両国国技館）へ向けた時津風一門の連合稽古が7日、両国国技館内の相撲教習所で行われた。

　横綱・豊昇龍（25＝立浪部屋）は小結・若隆景（30＝荒汐部屋）や関脇・大栄翔（31＝追手風部屋）らと19番取って13勝6敗だった。「立ち合いを意識した」と力強く一気に押し出すこともあったが、初日に対戦が予想される若隆景には右四つから寄り切られる場面もあり、「まずまず。あとは本場所でやり切る」と語った。

　前日は、春場所を途中休場した要因にもなった右肘の治療に充てた。この日もサポーターを巻いて相撲を取り、「ちょっと痛いけど、場所には問題ない」と力を込めた。

　夏場所で初の綱獲りに臨む大関・大の里（24＝二所ノ関部屋）との対戦に向けては「しっかり頑張ります」。横綱として初の賜杯へ「全力士の目標は優勝。しっかり優勝を狙っていきます」と見据えた。