鹿島 2年ぶり5連勝 “ジーコ魂”でセアラが決勝弾 得点ランク単独トップ
2025年5月7日（水）4時40分 スポーツニッポン
◇明治安田J1リーグ第15節 鹿島 1—0 福岡（2025年5月6日 ベススタ）
明治安田J1リーグは各地で6試合が行われ、首位の鹿島は福岡を1—0で退けて2年ぶりの5連勝を飾った。FWレオ・セアラ（30）が前半43分にPKで決勝弾を奪い、今季9点目で得点ランク単独トップに立った。
鹿島がリーグ最速の今季10勝目で、首位をがっちりキープした。自ら獲得したPKを沈めたレオ・セアラの得点を守り抜き、4試合連続のクリーンシートを達成。鬼木達監督は「全員がさぼらずにやってくれている」と勝因を口にした。
決勝ゴールのブラジル人FWには、ジーコ魂が宿っていた。クラブアドバイザーを務める母国の“神様”が先月末に来日。現役時代の経験を伝えられ「物凄く優しくて真摯（しんし）な方。いろんな話を聞かせてもらった」と声を弾ませる。コンディション不良で離脱した期間もあり、得点は6試合ぶり。敵地まで訪れたジーコ氏の前で5連勝を飾り、「離脱する選手が多い中で勝ち続けていることは成長を感じる」と大きくうなずいた。
