ACLE準優勝の川崎Fが練習再開 “5連戦”を控えて「どれだけ勝ち点を落とさずにやれるか」と高井

2025年5月7日(水)22時42分 スポーツニッポン

 サッカーのJ1川崎フロンターレは7日、川崎市内の練習場で練習を再開した。激闘の末に準優勝したアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)から5日に帰国し、オフを経て再始動。軽めのメニューで11日のJ1鹿島戦に向けてコンディションを整えた。

 アルナスル(サウジアラビア)との準決勝でC・ロナウドを無得点に封じるなど存在感を発揮したDF高井幸大(20)は「充実した大会だった」と振り返った。一方でアルアハリ(サウジアラビア)との決勝は0—2で敗れ、試合後には涙を流した。「凄く悔しかった。ああいう舞台で勝つか勝たないかはチームにとって大事」と高井。前日のオフは決勝の映像を見たといい「ある程度(気持ちの)整理はできた。切り替えたい」と語った。

 ACLEを戦った影響で試合の消化が遅れ、11日に対戦する首位の鹿島と比べて3試合少ない中で勝ち点13差と離される。鹿島戦が中2〜3日の過密日程が続く“5連戦”の初戦で「ここでどれだけ勝ち点を落とさずにやれるかが大事」と高井。敵将は昨季まで川崎Fの指揮を執った鬼木監督で、20歳の成長株にとっては昨季、日本代表デビューを果たしてJ1のベストヤングプレーヤー賞を受賞した際の恩師になる。「1人の選手として価値を上げてもらった」と話しながらも「意識?特にないです」と語り、平常心で恩返しに挑む。

スポーツニッポン

「川崎」をもっと詳しく

「川崎」のニュース

「川崎」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ