2軍降格後「状態は最悪だった」…先月中旬に支配下昇格、すぐに1軍で結果を出した巨人の21歳、笹原操希が復調へ豪快弾
2025年5月8日(木)6時0分 スポーツ報知
お立ち台でポーズをとる笹原操希(カメラ・、山崎 賢人)
◆イースタン・リーグ 巨人9—2DeNA(7日・ジャイアンツタウンスタジアム)
巨人の笹原操希外野手(21)が7日、今季1号アーチを放った。イースタン・DeNA戦(Gタウン)に6回の守備から途中出場。7回先頭で左腕・岩田に対すると、カウント2—1から外角高めの直球系のボールを捉えてバックスクリーン左へ。お立ち台では、「久々に芯に当たったのでうれしかった。(打った瞬間は)入ってくれと思っていた。中堅へのいい打球というのが良かった」と振り返った。
今季は4月中旬に支配下昇格し、同17日のDeNA戦(東京D)ではプロ初安打もマーク。だが同26日に2軍降格になると、今月3日から2試合6打数無安打に倒れ「打撃の状態は最悪だった」。それでも、打撃練習では右中間へ低いライナーを打つ意識を徹底。打席では積極性を貫いた結果、アーチが飛び出し「本塁打を打てたので(状態は)良くなると思う。1試合でも1軍で活躍できるように頑張りたい」。再び1軍に戻るため、豪快弾を復調につなげる。(小島 和之)