巨人の「9」は捕手の顔から強打の外野手の番号に 清水、亀井らが背負う…背番号物語

2025年5月10日(土)6時0分 スポーツ報知

清水隆行

 村田真一まで捕手の顔だった「9」が強打の外野手の番号に変わっていく。

 まずは清水隆行。96年、新人ながら外野のレギュラーを獲得。速いスイングスピードを売りに97、98年と2年連続で打率3割をマークし、高橋由伸松井秀喜と強力な外野陣を形成した。入団時「35」だった番号が、村田引退後の02年から「9」に。この年、191安打で最多安打のタイトルに輝き、リーグV、日本一の立役者となった。

 清水が西武に移籍した09年からは亀井義行(13年から善行)。入団後2年間は「25」。続いて清水と同じく「35」を2年間背負ったあと、09年から「9」になった。

 亀井は同年、3本のサヨナラ本塁打を放った。シーズン3本は現在も2位タイの記録。21年3月26日のDeNA戦では、史上初、開幕戦での代打サヨナラ本塁打もマークした。通算のサヨナラ弾は7本で、清原和博の12本を筆頭に長嶋茂雄、阿部慎之助らに並ぶ6位タイだが、亀井の通算本塁打は101。サヨナラアーチ7本以上の打者は11人だが、他の打者は少なくとも200本以上打っており、割合では亀井がNO1だ。

スポーツ報知

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