大谷翔平 第1打席は四球 5試合連続出塁 二盗試みるも今季2度目盗塁死 勢い余って足が離れる
2025年5月8日(木)5時44分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース—マーリンズ(2025年5月7日 マイアミ)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が7日(日本時間8日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席は四球を選び、5試合連続出塁とした。
この日の相手先発は初対戦の右腕ベヨーソ。この打席は右腕の制球が定まらず、大谷は一度もバットを振ることなくカウント3—1から外角高めに抜けたカットボールを見逃して一塁へ歩いた。1死後に3番フリーマンの打席で大谷は二盗を試みた。二塁塁審はアウトとコールしたが、タイミングは微妙なタイミングで大谷はベンチのリクエストの判断を待ったが、スローモーションでは大谷のスライディングした足が一度ベースにタッチした後に浮いたところを野手にタッチされており、ドジャースベンチはリクエストせず。大谷は今季2度目の盗塁死となった。
前日は1点を追う6回に同点の10号ソロ。2階席まで届く飛距離は403フィート(約122.8メートル)の特大の一発だった。自身34試合目で2桁10号に到達。54本塁打を放った昨季は35試合目で到達しており、昨季を1試合上回るペースでの到達。開幕からチームの36試合で「10—10(10本塁打、10盗塁)」に到達したのは2005年のブライアン・ロバーツ(オリオールズ)以来20年ぶり史上12人目となった。
再び1点を追う7回1死一塁では大谷が右翼線二塁打を放って同点。この日2本目の同点打を放ったが、チームは延長10回にサヨナラ負けを喫した。2戦連発中の大谷のバットに期待がかかる。
3戦連発ならメジャー自己最長タイ。昨年6月20〜22日で記録して以来、今季は初めて、通算では9度目となる。日本勢で2度記録したのは他には松井秀喜(ヤンキース)しかおらず最多を独走している。