seven × seven Racing、スーパー耐久第3戦富士24時間でオリベイラを起用へ。藤波清斗とのタッグ復活
2025年5月9日(金)17時28分 AUTOSPORT web

5月30日〜6月1日に静岡県の富士スピードウェイで開催されるENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE第3戦富士24時間レースに向け、各チームからさまざまなゲストドライバーが決定しているが、ST-Xクラスで開幕2連勝を遂げているseven × seven Racingは、第3戦富士に向けてラインアップを変更して臨むことになりそうだ。
2025年、スーパーGT、SROジャパンカップ、ポルシェカレラカップ ジャパンとともにスーパー耐久に参戦を開始したseven × seven Racingは、第1戦もてぎ、第2戦鈴鹿ともAドライバーのBANKCYのスピード、そして藤波清斗、近藤翼、渡会太一というドライバーたちのパフォーマンスも相まって連勝を飾る最高のデビューを遂げている。
迎える第3戦富士24時間はseven × seven Racingにとっては3連勝もかかる一戦だが、CドライバーでスーパーGTでもステアリングを握る近藤は、タイのブリーラムで開催されるGTワールドチャレンジ・アジアに参戦することからドライブすることができない。
チーム監督も兼ねる藤波に富士24時間の参戦体制について聞くと、近藤に代わってCドライバーは渡会が務めることになると明かした。さらに、当然3人ではドライバーが足りないことから、スーパーGT GT300クラスで藤波とともに2回のGT300チャンピオンを獲得したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラを招聘するという。
オリベイラの爆発的なスピード、そして経験はseven × seven Racingにとっても大きな武器となるはずだ。総合優勝争いのなかでも注目ポイントと言えるだろう。