巨人・オコエ抹消余波 ささやかれる ほかにも「打席数与えたほうがいい若手の名前」

2023年5月9日(火)12時12分 ココカラネクスト

ポスト坂本ともいわれ高い期待を集める門脇(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人のオコエ瑠偉外野手が8日、出場選手登録を抹消された。現役ドラフトで楽天から移籍し、開幕戦で1番スタメンとして出場するなど、ファンの間に鮮烈な印象を残した。

 ここまで計23試合で打率2割4分7厘、2本塁打、6打点。2日のヤクルト戦からスタメンを外されており、最近は10打席無安打となっていた。オコエ降格の判断に関して原監督は「試合にあまり出てないしね。まだまだ若いし」と2軍再調整で打席数を与える方針を示した。

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 リードオフマンとして定着しつつあったオコエの降格をめぐってはネット上でも「足と守備は使える」「もう少し我慢して起用してはどうか」など、賛否両論が起きている。

 一方、一軍ではオコエよりはるかに低い打率でも残り続けている選手もいる。ドラフト4位ルーキーの門脇誠はここまで21試合に出場し、打率・095、0本塁打、1打点。最近は代打での出場が主とあって、こちらの黄金ルーキーに関しては「下でしっかり鍛え直したほうがいいのではないか」といった声もネット上で散見されている。

 門脇といえば、ルーキーながら春季キャンプで彗星のごとく現れ、存在感を示した。特に実戦向きとされる守備力は高く評価され、一時は「ポスト坂本」の最右翼ともされた。

 ただここにきて、開幕から不振が続いていた坂本の状態も上向きになってきた。直近6試合連続安打、5月に入ってからの打率5割と復調してきたこともあり、しっかりと力を蓄えるためにも門脇の「再調整」を求める声が強まっているのだ。

 なかなか上向かないチーム状況をめぐっては、イキのいい選手を下からピックアップして、逆に状態の悪い選手は早めに再調整させ、いかにうまくチーム内の好循環を図るかも大事とされる。一軍メンバーの人選をめぐっては今後も注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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