C・ロナウドの他に…元Jリーガー息子もU15日本代表と対戦へ。5か国語話す逸材
2025年5月9日(金)7時0分 FOOTBALL TRIBE

U15日本代表は5月にクロアチアで開催される国際大会『ヴラトコ・マルコビッチ2025』に参戦。FWクリスティアーノ・ロナウドの息子で現在14歳のジュニア擁するポルトガル代表と対戦することが決まっているが、元Jリーガーの息子擁するギリシャ代表とも激突する。
ブラジルメディア『ge』が5月8日に伝えたところによると、松本山雅OBドリバ氏の息子であるイオアニス・ネトが、U15ギリシャ代表に招集。ギリシャ生まれのネトは、父親が8年間ヨーロッパでプレーしていたこともあり、5ヶ国語を話せるとのこと。両利きであり、左サイドバックや中盤など複数ポジションでプレー可能なだけに、U15日本代表に脅威を与えそうだ。
また、ドリバは息子のU15ギリシャ代表入りを受けて「僕は16歳から36歳まで20年間サッカーをしていたけど、国を代表するという気持ち、喜び、名誉を味わったことは無かった。代表チームでプレーする権利を得るというのは、特別なことであるはずだ。僕の妻はギリシャ人なので、とても興奮しているよ」と、喜びをかみしめたという。
そのドリバは2009年から2年間にわたりギリシャ国内の複数クラブに在籍。2011年からしばらくの間ブラジルでプレーした後、2015年に松本へ期限付き移籍により加入したが、コンディション不良によりJ1リーグで2試合の出場にとどまり、同年7月で退団。2020年から再びギリシャ国内クラブでプレーしていた。
なお、5月9日から20日まで開催されるヴラトコ・マルコビッチ2025には、8つの代表チームが参戦。日本はグループステージでポルトガル、イングランド、ギリシャと対戦する。MF山田凌也(ヴィッセル神戸U15)やFW小松大馳(浦和レッズU15)など日本代表選手にくわえて、ジュニアやネトのプレーにも注目が集まりそうだ。