【日本海リーグ】富山の150キロ右腕・瀧川優祐が自己最速を更新「154キロは出せる」

2025年5月10日(土)19時17分 スポーツ報知

最速150キロをマークした富山の右腕・瀧川

◆野球日本海リーグ3回戦 石川5—4富山(10日、高岡西部)

 富山GRNサンダーバーズの右腕、瀧川優祐(24)が、持ち味のストレートを武器に好投した。4—5の8回から登板し、初球でいきなり自己最速の150キロをマーク。切れのある変化球を交えながら見逃し三振、遊ゴロ、三ゴロと3者凡退に仕留めた。「久々の登板でしたが、調子も悪くない。ブルペンではボールに力が乗っていたので、マウンドでも自分のピッチングをしようと思った。楽しもうと思っていて、プレッシャーもなかったです」と振り返った。

 愛知県出身で至学館高、至学館大を卒業後、23年に独立リーグ・富山に加入した。昨秋のドラフト前にはNPB1球団から調査書が届くが無念の指名漏れ。独立リーグでの挑戦は2年と決めていたが「ドラフト後は何も考えられない状況でした。でも、プロ入りは諦めきれなかった」と現役続行を決意。今冬は体作りや食事を基本から見直し、ウエートトレーニングで徹底強化した。デッドリフトの負荷は140キロから170キロに増やすなど、体全体の筋肉量は3キロもアップ。「去年の後半から調子が上がってきており、球速も精度も底上げ出来ました」と手応えをつかむ。

 「自分のピッチングをしながら、成績にこだわりたい。球速も154キロは出せるかなと思います」。悲願のNPB入りに向け、独立リーグ3年目の今季にすべてをかける。(中田 康博)

スポーツ報知

「日本海」をもっと詳しく

「日本海」のニュース

「日本海」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ