女子W杯も31年大会から48チームに出場枠を拡大 男子W杯に続きFIFAが決定

2025年5月10日(土)7時37分 スポーツニッポン

 FIFA(国際サッカー連盟)は9日、オンラインで理事会を開き、女子W杯の本大会出場枠について、2031年大会より現行の32チームから48チームに拡大することを決めた。

 1次リーグを12組に分けて行い、大会の総試合数は64試合から104試合に増え、開催期間も1週間延長される。31年大会は米国がメキシコ、カナダとの共催で立候補しているが、出場枠拡大により開催地が増える可能性がある。また、35年大会には英国が立候補している。27年大会はブラジル開催が決まっており、32チームで実施する最後の大会となる。

 男子のW杯は26年北中米大会から出場枠が48チームに拡大されており、女子も続く形となった。FIFAのインファンティノ会長は「この決定により、世界的な女子サッカー発展の勢いが続くことが保証される」とコメントした。

 女子W杯は23年大会(オーストラリア・ニュージーランド)から出場枠を24チームから32チームに増加。実力差の拡大が懸念されたが、インファンティノ会長は「全ての大陸連盟のチームが1勝以上を挙げ、5大会連盟のチームが決勝トーナメントへ進出した」として「世界的な競技力の新たな基準が設定された」と述べた。

スポーツニッポン

「W杯」をもっと詳しく

「W杯」のニュース

「W杯」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ