阪神・佐藤輝 TORACO胸キュン 同期の絆!村上援護打「追加点を取りたかった。一本出て良かった」

2025年5月11日(日)5時15分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 阪神2-0中日(2025年5月10日 甲子園)

 阪神・佐藤輝が、自賛の一打で貴重な追加点を叩き出した。1—0の6回2死三塁。高橋宏がフルカウントから投じた外角高めの直球を左中間へはじき返した。強振を捨て、コンタクトに専念。TORACOのハートも撃ち抜く鮮やかな適時二塁打で2点目を生み、奮投する村上を援護した。

 「凄くいい打球が飛んでくれた。何とか追加点を取りたかった。一本出て良かった」

 同期入団の右腕が期していた2試合連続の完封へ、攻守でリズムと勇気を与えた。直後の7回の守備では、無死一塁から鵜飼が放った強烈なゴロに反応。5—4—3の併殺を華麗に完成させた。三塁の位置からテンポのいい投球を見届け「本人に意識があったかどうかは知らないが、頑張れ、というだけ」と回想。張り詰めていた緊張の糸は、ゲームセットの瞬間にようやく緩んだ。

 「さすが。安心感があるし、凄くいい投手だと改めて感じた」

 村上先発の今季7試合で、佐藤輝は計27打数8安打、打率・296、2本塁打と貢献度が高い。際立つのは8打点。シーズン32打点の内、4分の1を稼ぐ。お立ち台での共演も4月25日巨人戦から3週連続。村上が投げれば佐藤輝が打つ——。「友情男子」の強い絆が、確かに存在する。

 「本当に凄い後押しをもらっているので、もっと僕たちも頑張らないといけない」

 いつもより1オクターブ高い声援を一身に浴びた背番号8。11日も、カラフルに着飾るガールズへ胸キュンの一撃を贈る。(八木 勇磨)

スポーツニッポン

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