【巨人】桑田2軍監督「実戦感覚を養っていく第一歩」丸佳浩が約2か月ぶりに実戦復帰…2軍戦
2025年5月16日(金)19時12分 スポーツ報知
5回2死、ファールで粘る丸佳浩(カメラ・今成 良輔)
◆イースタン・リーグ 巨人6—1オイシックス(16日・Gタウン)
右大腿(だいたい)二頭筋筋損傷で離脱していた巨人の丸佳浩外野手が16日、イースタン・オイシックス戦で実戦復帰した。
「1番・DH」でスタメン出場し左腕・高田と3打席対戦。初回先頭では初球からスイングして二ゴロ、2回2死一、二塁で迎えた2打席目はカウント1—1から内角144キロ直球に反応したが、三邪飛に打ち取られた。5回2死の第3打席はフルカウントから外角直球で遊ゴロに倒れ、8回に代打を送られた。
試合後、桑田2軍監督は「今まではバッティングピッチャーの『打ってください』というボールに対して打っていたのが、今度は抑えに来たボールを打つ、打たなきゃいけないというところで、少しずつ実戦感覚を養っていく第一歩を踏み出した。そういう解釈でいいと思う。明日は守備について、2、3打席というイメージ」と語った。
丸は3月22日のロッテとのオープン戦(東京D)の走塁時に右足を負傷。開幕直前の故障離脱は自身初で、15年ぶりに開幕1軍を外れた。「(故障を防ぐために)何かできたのかなと思うし、僕が徹底しきれなかった」と悔しさをにじませたこともあったが、早期復帰へ向けて地道に準備を進めていた。