【巨人】阿部監督、逆転３ランの吉川尚輝に「悪いマツダでの流れを一掃してくれた。チームを助けてくれた」

８回２死一、二塁、吉川尚輝が右越え３ラン本塁打。ガッツポーズで喜ぶ阿部慎之助監督（カメラ・相川　和寛）

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◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人４ー２中日（１６日・東京ドーム）

　巨人が中日に競り勝ち、連敗を「４」で止め、「貯金１」に戻した。３勝目を目指して先発した赤星優志投手は１点リードの６回に本塁打で同点に追い付かれ、６回５安打１失点で降板。打線は中日先発のドラフト１位ルーキー左腕・金丸夢斗投手に増田陸内野手の２号ソロでの１点に抑えられたが、１点を追う８回に吉川尚輝内野手の値千金の１号３ラン本塁打で逆転した。ホームでの中日戦は８連勝となった。

【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】

—吉川の一発がチームを救った

「いやもう、その通りです」

—難しい球を打った

「スローで見たらすごいボールを打っていたので。尚輝しか打てないんじゃないかなっていうね。もう一回打ってって言っても打てないんじゃないですか。それぐらいうまく打ったと思います」

—増田陸にも本塁打

「それよりもね、必死さが伝わってきますし、ミスをしてもそれを承知でこっちは使っているので。今のところ頑張ってくれているので少しでも長く続けてほしいなと思います」

—赤星は６回１失点

「一発打たれちゃったんですけど、その前にボールボールってなった時にもう一回気持ちを切り替えたりだとか、そういう間っていうのをね、打たれたからこそ学んでほしいなと思いました」

—苦しかった中で連敗を４で止めた

「５割になってね、みんなで仕切り直しで頑張っていこうって言ったので、それはずっと同じですけど、明日も何とか勝てるように頑張ります」

—相手の金丸も好投

「思ってた通りいいピッチャーでしたね」

—大勢が勝ち越しソロを打たれた試合を吉川の３ランでひっくり返した

「悪いマツダでの流れを一掃してくれたのでね、本当チームを助けてくれたなと思っています」

—吉川は初球を振った

「それがいい結果につながったんじゃないですかね。真ん中見逃しちゃう子も多いのでね。そこは割り切って思い切っていけたっていうのも、好結果につながったんじゃないですかね」

—８回は代打中山の二塁打から

「本当いいバッティングしたと思う」

—ウィーラー巡回打撃コーチがベンチ入りした

「一応あの、通訳として入ってもらっているので。気分転換に。シュンってなっちゃう子が多いのでね。通訳してもらいつつ選手たちのバックアップしてもらうっていう意味でも入ってもらいました」