西武・西川愛也 午前5時30分起床 福岡→所沢のハードな移動ゲームで快勝 試合では今季5度目の猛打賞
2025年5月16日(金)22時50分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ 西武3—0オリックス(2025年5月16日 ベルーナD)
前の遠征地から新幹線や飛行機で移動し、そのまま試合を行う。「移動ゲーム」は体の負担が大きく、試合前の調整にも気を遣う。
西武は、球界でも最もハードな移動といわれる「福岡→所沢」の試合で快勝した。
前夜はみずほPayPayドームでナイター。チームのバスは午前7時にホテルを出発した。
1番打者の西川は「朝5時半に起きました」という。チームの試合前の打撃練習は、普段より30分ほど早い午後3時過ぎには終了。疲労などを考慮したコーチ陣の配慮だった。
西川は相手先発エスピノーザの映像を見たあとに「寝たかったんですけど、寝過ぎて時間がなくなるのも怖かったんで」。なるべく普段通りの調整を心掛けたという。
試合では初回先頭で左前打。2回に2点三塁打を放つと、7回の左前打で今季5度目の猛打賞とした。
実は西武は、14日のソフトバンク戦も大阪→福岡に移動した当日の「移動ゲーム」。3日で2度の移動ゲームにいずれも勝利した。
「選手は疲れていると思うけど、その中で本当によく頑張ってくれた」。ハードな日程での勝利。西口監督も選手を称えた。