浦和が後半ATに劇的決勝ゴール FC東京との打ち合い制す 途中出場のMF松本泰志が2ゴール
2025年5月17日(土)18時8分 スポーツ報知
後半48分、勝ち越しのゴールを決めた浦和・松本泰志(カメラ・中島 傑)
◆明治安田 J1リーグ▽第17節 浦和3—2FC東京(17日・埼玉)
浦和は後半アディショナルタイム、途中出場したMF松本泰志の決勝ゴールで、FC東京に3—2と勝利した。2—2の後半48分、右からのクロスを松本が胸トラップから右足で押し込んだ。GK西川が2試合ぶり、MFグスタフソンが4試合ぶり先発復帰と主力が負傷から戻った一戦に、交代メンバーの奮闘で勝ちきった。
立ち上がりは相手に相手に圧力をかける形で入ったが、前半7分にMF安居がFC東京MF遠藤をエリア内で倒してPKを献上。これをFWヒアンに決められ、先制を許した。しかし前半32分。左サイドからFW松尾のクロスに、今季初先発のMF大久保がヘディングで合わせたがこれがポスト直撃。こぼれ球を右サイドバックのDF石原が豪快に右足で決めて同点とした。
後半23分には、再び失点。その1分前にMF金子、FW長倉を投入した直後、中盤でのプレッシャーが緩んだ隙をつかれた。しかし後半35分、右サイドからのクロスに、最後は途中出場のMF松本が触ってゴールへ。しかしその直前に反応したDFボザのオフサイド、MF松本のハンドもチェックされ、判定はVARで2度も確認される事態に。しかしゴールが認められ、同点に追いついた。
この判定に費やした時間により、後半のアディショナルタイムは11分に。そして松本の決勝ゴールが生まれ、打ち合いを制した。今季、浦和は勝利した試合ですべて先制していたが、初めての逆転勝利をつかんだ。