男子110M障害の村竹ラシッド「一番の目標は12秒台を出す」セイコーGGPで日本記録更新へ
2025年5月17日(土)17時42分 スポーツ報知
笑顔を見せる村竹ラシッド(カメラ・岡野 将大)
陸上のセイコーゴールデングランプリ(18日、東京・国立競技場)前日会見が17日、同会場で行われ、男子110メートル障害で昨年のパリ五輪5位入賞の村竹ラシッド(JAL)、男子400メートル障害で同五輪代表の豊田兼(トヨタ自動車)、男子走り幅跳びで3月の世界室内4位入賞の泉谷駿介(住友電工)、女子1500メートルで21年東京五輪8位入賞の田中希実(ニューバランス)らが登壇。村竹は「一番の目標は12秒台を出す。最低でも13秒0台で走りたい。そこへ向けてしっかり調整してきたつもりなので、力を発揮したい」と自身の持つ日本記録(13秒04)更新を目標に掲げた。
村竹は今シーズン、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)第1戦(4月26日、中国)でシーズンイン。いきなり13秒14の好タイムをマークして9月の東京世界陸上の参加標準記録(13秒27)を突破。日本陸連の選考基準を満たし、いち早く代表に内定した。
ただ、12秒台を狙ったDL第2戦(3日、中国)の13秒10には納得していない。連戦後は「短いスパンでの試合だったので、反動も体に来ていた」と少しの休養を挟み、リラックス。記録を狙うための今大会を「順調に迎えています」とうなずいた。