ソフトバンク・周東「思ったよりボールも見えた」2軍戦で実戦復帰し即安打
2025年5月17日(土)6時0分 スポーツニッポン
◇ウエスタン・リーグ ソフトバンク—くふうハヤテ(2025年5月16日 タマスタ筑後)
右腓骨(ひこつ)骨折で戦列を離れているソフトバンクの周東佑京内野手(29)が16日、ウエスタン・リーグ、くふうハヤテ戦(タマスタ筑後)で実戦復帰した。「1番・中堅」でスタメン出場。2打数1安打だったが、試合は4回途中に降雨のためノーゲームになった。
初回の第1打席でおなじみの登場曲が流れると、球場は大きな拍手に包まれた。それに応えるように2球目を捉えて中前に安打を放った。「思ったよりボールも見えていたので良かった」。なお1死一塁で3番・井上の場面ではフルカウントから二塁へスタート。結果は四球だったが「スタートを切るところも違和感がなくできた」と持ち味の走塁面も確認できた。
3回1死での第2打席は空振り三振に倒れた。守備機会は初回の先頭打者の中前打をさばいた1度だけだったが、「思ったより動ける」とうなずいた。
4月23日のオリックス戦で死球を受けた右膝については「普通に動けた」と笑みを浮かべた。きょう17日、あす18日の同戦にも出場予定だ。開幕から出場19試合連続で安打を放ち、打率・345と好調だったリードオフマンが1軍の舞台に戻ってくる日は近い。 (杉浦 友樹)