阪神・岩崎と一問一答(上) 16日2失点の逆襲「逆に燃えたといいますか。そういう気持ちでした」
2025年5月17日(土)17時58分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 阪神5—2広島(2025年5月17日 甲子園)
阪神・岩崎優投手(33)が3点リードの9回に登板し、通算100セーブを達成した。前日は2—2の9回に登板し、2失点で負け投手に。リベンジを期したマウンドで、節目の数字に到達した。
以下、岩崎との一問一答。
——昨日の今日、という思いが強かった
「そうです。早く投げたかったです」
——(16日の)2失点は引きずらずに
「引きずる…いやまあ、逆に燃えたといいますか。そういう気持ちでした」
——失敗しても、やり返すことの継続が原動力
「失敗しないのが一番ですけど、そういう時はもちろんあるので。続けないことが大事だと思うし、やっぱり自分が後ろ向きになったり、ちょっと弱気になったりしたら、みんながその姿を見ているし。自分は常にみんなを引っ張っていくことを忘れずに、前向きに戦っていかないといけないと思うので、そういう姿勢でこれからもやっていきたいです」
——100セーブの数字はどう受け止める
「誰も達成するとは思っていなかったと思うんですけど、自分も含めて。まあまあ、そんな、誰も想像していないようなことを、これからもどんどん数字を積み重ねてやっていきたいです」
——ほかの投手の勝ちも背負う。どう重圧と向き合ってきたのか
「そういうのはあまり…。自分は硬くなってしまうので、そんなに重く考えないようにしていましたけど、でもやっぱり、ここに至るまで失敗してしまうことも多々あって。その都度、勝ちを消してしまった投手に対してだったり、もちろん打ってくれた野手、応援してくれた方々、スタッフ、いろいろな人に対して申し訳ないという気持ちにはなるんですけど。ある意味、そういうのも力に変えて」
——その分、この立場でしか味わえない喜びもある
「やっぱり最後、自分が抑えたらチームが勝つというのは9回を投げた人だけなので、そこのやりがいは感じますね」