【採点&寸評】鹿島7連勝…清水に大苦戦、追加点奪えずも決壊せず勝ち切る MOMは決勝点の鈴木優磨
2025年5月18日(日)5時0分 スポーツ報知
鹿島の清水戦先発布陣(
◆明治安田J1リーグ▽第17節 鹿島1—0清水(17日・カシマ)
鹿島は清水に1—0で勝利し、7連勝とした。FW鈴木優磨が前半7分に挙げた1点を守り切った。
鬼木達監督【6・0】これで5月4試合は全て1点差勝利。サポーターの胃をキリキリさせながらも、勝ち点12ポイントの積み上げに成功
GK早川友基【6・0】クリーンシートで失点数がついにリーグ最少に。4月20日の岡山戦を最後に、約1か月間流れの中から失点なし
DF小池龍太【5・5】相手への絶妙スルーパスにスタジアムが凍りつく。それでも体を張ってサイドに蓋、運動量でゼロ封貢献
DF植田直通【6・5】清水の決定機はほとんどがペナ外から。要所への侵入を許さず守り抜き、無失点
DFキムテヒョン【6・5】はね返す力は、右隣の鉄人にも引けを取らない。シュート体勢に入った相手選手への寄せ方も上手い
DF安西幸輝【6・0】相手に動かされ続ける展開となったが、清水の右に決定的な仕事をさせず
MF知念慶【5・5】スルーパスで先制点お膳立ても、自陣→敵陣への展開でミスが目立つ
MF舩橋佑【6・5】「鹿島の時間帯」では、思う存分司令塔としてゲームを操る。「相手の時間帯」での立ち居振る舞いは伸びしろ
MFターレスブレーネル【5・5】チームとしてのつながりの中には入っていたが、ブレーキになる場面も。パワーのなさを他分野でカバーしたいところ
FWチャヴリッチ【6・5】決勝点アシスト。またも相手を滑らせてから、極上の横パス。切り返しが深い。マリアナ海溝ぐらい深い
FW鈴木優磨【6・5】今季5ゴール目で決勝点。最後はボロボロになりながらもピッチに立ち続け、勝利を引き寄せる。MOM
FW田川亨介【5・5】相手CB陣の奮闘もあり、良さを出すことができかったが、ゴールはサイドでの粘り腰発揮から
MF樋口雄太【5・5】後半16分IN。打つなら決めて、決めないなら運んで、というのが結論。つまり、決められるなら今後も打ってもいい、ということ。練習、練習
MF松村優太【6・0】後半16分IN。終盤は周りの疲弊もあってボールに絡む場面は少なめ。1—0で終盤になる前にケリをつけたかったが、球際の奮闘は評価したいところ
MF三竿健斗【5・5】後半16分IN。前に出るか、後ろに構えるか、判断が難しかった。どちらを選ぶにしろ、周りと意思統一できていればいいのだが
DF津久井佳祐【6・0】後半28分IN。守備強化要員として投入。ヘッドギアにより、守備職人感が増している
MF柴崎岳【—】後半38分IN。投入直後の煽りでスタジアムに闘魂注入。時間短く採点なし
バドストゥーブナー主審【6・0】基準は今季のJと非常に近かったが、流す際の自信満々っぷり、というか「は?サッカーはこうだぜ」感はぜひ見習いたいところ
※平均は5・5〜6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ(採点・岡島 智哉)