阪神が逆転勝利で首位攻防3連戦カード勝ち越し 森下V撃&伊原3勝目&石井今季初S
2025年5月18日(日)16時53分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 阪神3—1広島(2025年5月18日 甲子園)
阪神が逆転勝ちで首位攻防3連戦のカード勝ち越しを決め、2位・広島との差を1・5に広げた。
0—1の6回、先頭・伊原の代打として出場した前川が右前打。この日が22歳の誕生日だった若虎のバースデー安打から1死二塁の好機をつくると、中野が左前打で続いた。その打球を左翼・ファビアンがはじき、まず同点。なおも1死二塁から森下が左前適時打を放ち、勝ち越しに成功した。今季6度目の決勝打を放った背番号1は「いい場面で1本出て良かったです」と振り返った。
阪神打線は続く7回も攻勢をかけた。試合前時点で開幕から17試合登板で防御率0・00を誇っていた相手2番手・島内を攻め、2死一、三塁から中野が二塁への適時内野安打を放って3点を奪った。
投げては、先発・伊原が6回4安打1失点と先発の役割を果たした。4回1死二、三塁から末包に先制右犠飛を許したものの、最少失点で耐えた。7回以降は湯浅、桐敷が無失点でつないだ。3—1の9回は、通算100セーブ目を挙げた前日17日まで連投だった守護神・岩崎に代わり、石井が登板。昨年10月3日DeNA戦以来で今季初となるセーブを挙げた。
前回登板11日の中日戦に続く登板2試合連続勝利で3勝目を手にした伊原は「四球も無く、リズム良く投げることができましたが、走者を出してから連打されてしまったり、課題だった部分をクリアできませんでした。いい守備で助けてもらいましたし、逆転もしてもらって、野手のみんなのおかげでゲームをつくることができました」と振り返った。