大栄翔、大関昇進が遠のく3敗目 昇進の目安は「三役で直近3場所33勝」 残り6番全勝でも計32勝
2025年5月19日(月)20時21分 スポーツ報知
大栄翔(左)を突き出しで破った玉鷲(カメラ・今西 淳)
◆大相撲 ▽夏場所9日目(19日、東京・両国国技館)
関脇・大栄翔(追手風)は大関昇進が遠のく3敗目を喫した。立ち合いから40歳の東前頭3枚目・玉鷲(片男波)と激しい押し合いも、引いてしまったところを突き出された。支度部屋では「先に攻められてしまった」と唇をかんだ。
大関昇進の目安は「三役で直近3場所33勝」。1月の初場所は11勝、3月の春場所は9勝で、残り6番で全勝しても計32勝と昇進目安には届かない。厳しい状況にも「残りも自分の相撲を取って頑張る」と前を向いた。