菊池雄星 大谷翔平との今季初対決は中飛に打ち取り初回無失点 10度目登板で移籍後初勝利目指す
2025年5月19日(月)5時33分 スポーツニッポン
◇インターリーグ エンゼルス—ドジャース(2025年5月18日 ロサンゼルス)
エンゼルスの菊池雄星投手(33)が18日(日本時間19日)、敵地でのドジャース戦に先発。大谷翔平投手(30)との今季初対戦を中飛に打ち取った。
初回、早速訪れた花巻東の後輩との直接対決。1ボール1ストライクからの3球目、内寄りにスライダーを投じ、大きなフライにスタンドは沸いたが、中堅手・パリスが捕球。中飛に打ち取った。
続くベッツも右飛に仕留めたが、2死からスミスを四球で歩かせた。それでもフリーマンを96・5マイル(約155・3キロ)の外角直球で空振り三振に仕留め、無失点で立ち上がった。
昨季までの大谷との対戦成績は23打数で3本塁打を含む7安打5打点で打率・304と打たれており、2月28日のオープン戦でも先頭打者弾を浴びた。
前日17日(同18日)の試合前練習では山本由伸、佐々木朗希も交えて4人で談笑。13分間、日本人選手で交流を深めた。
エンゼルス移籍1年目の今季は自身初の開幕投手を務めたが、ここまで9試合に登板して0勝4敗、防御率3・72。前回12日(同13日)のパドレス戦も6回7安打4失点で白星をつかめなかった。「10度目の正直」で移籍後初勝利を目指す。
打線は初回にネトが7号先頭打者アーチを放つと、ウォードも12号2ラン。左腕に3点の援護をプレゼントした。