ド軍編成本部長 大谷投手復帰のプロセス明かす「近いうちに投球強度をさらに引き上げる」

2025年5月19日(月)4時12分 スポーツニッポン

 ドジャースのアンドルー・フリードマン編成本部長が18日(日本時間19日)、本拠でのエンゼルス戦前に取材対応。大谷翔平投手(30)の投手復帰プロセスについて言及した。

 同編成本部長は「特にオフに左肩の手術を受けたことを踏まえ、投球の強度を上げる前に十分に回復させるため、慎重に段階を踏んで進めています」と説明。大谷の投球練習には慎重にステップを経ていると言及した。

 また「シーズン序盤から終盤まで投げることは当然ながら想定しておらず、むしろ10月の戦いを見据えてペースを落としました。現在は週に数度ブルペンで投げ、その感触は非常に良好で、予定どおり順調に進んでいます」と説明。あくまでも、ポストシーズンをにらんだ終盤での投手復帰を目指しており、「今後も1〜2週間ごとに投球量と内容を緻密に調整しつつ、すべてが右肩上がりの回復過程にあるため、近いうちに投球強度をさらに引き上げる予定です」と語った。

 さらに「直近のブルペンで投球数が増え、“アップダウン”(投球と休養を繰り返す調整メニュー)が導入され始めているのは、復帰が近づいているサインとも言えます。引き続き段階的に負荷を高めながら進め、次のステップとしては、まだ組み込まれていないスライダーを医療サイドの許可を得て練習に加え、彼の球種構成の一部として徐々に耐性をつけていきます。そして最終的には、他の先発投手同様に対打者ライブBPや実戦登板を経て、メジャー登板復帰へつなげる計画です」とも説明した。

 大谷の投手本格復帰はシーズン後半戦とみられている。

スポーツニッポン

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